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任侠塾 ヤクザに学ぶ修羅場の人生哲学
監修 :村上和彦
出版社:コアマガジン
内容
「任侠塾」とは出版・映像作品を通じ、ただひたすらに「任侠の真髄」を求め走り続ける村上和彦38年の集大成「任侠道指南ノ書」である侠たちの生き様、在り様の中に彼らの人生哲学、行動美学を探り侠たちが何を想い、何を求め、何を為してきたか―。独自の視点と究極の解釈を添えた「人生の金科玉条」が完成。
目次
偉大なる「侠雄」14人の肖像
三代目山口組組長・田岡一雄
四代目山口組組長・竹中正久
山平重樹特別寄稿 任侠界の巨人たち 三代目山口組若頭・山本健一
稲川会二代目会長 石井隆匡
山平重樹特別寄稿 任侠界の巨人たち 稲川会総裁・稲川聖城
住吉会最高顧問・浜本政吉
住吉連合会会長・川口喨史
住吉会会長補佐・鈴木龍馬
山平重樹特別寄稿 任侠界の巨人たち 住吉連合会総裁・堀政夫〔ほか〕
ヤクザに学ぶ修羅場の人生哲学 ◆単行本発行100冊以上、総販売数1000万部突破、映像化作品100本超―――
任侠劇画界の第一人者村上和彦40周年の集大成! 侠たちの生き様に「任侠道の真髄」を見た!◆「任侠塾」とは出版・映像作品を通じ、ただひたすらに「任侠の真髄」を求め走り続ける村上和彦38年の集大成「任侠道指南ノ書」である。侠たちの生き様、在り様の中に彼らの人生哲学、行動美学を探り侠たちが何を想い、何を求め、何を為してきたか―――。独自の視点と究極の解釈を添えた「人生の金科玉条」が完成。任侠とは日本人が日本人であるが故に受け継がれてきたDNAである。
侠客(サムライ)を求めて *連載対談 「任侠百選」
現下の社会情勢をつぶさに勘案するに、偽装社会、偽装政治、偽装教育、偽装行政と、すべてが「ニセモノ」で成り立っていると言っても過言ではない。その事はとりもなおさず、人間そのものが信用できないとも言うべき、人間不信の世相を露呈しているのが現在の日本社会であり、「日本国家」である。
而して、古来より連綿と受け継がれてきた日本人の規律規範の基(もとい)ともいうべき「武士道」精神がなおざりにされ、町人拝金主義のはびこる中で、今や「日本国家」は「正義」の通じない社会になってしまっている。
任侠社会も、戦前と戦後では大きく様変わりし、この業界にまで、拝金主義が浸透し、すべてが金で評価される腐敗、堕落の惨状にあることは否定できない。
日本人の美徳は、質実剛健を旨とする日本精神であり、決して、物資を優先するものではない。物より金より大切なものは、人間の品格であり、その品格を作り上げてきたのは、「武士道」精神である。
現在の任侠団体は、暴力団と呼ばれ、弱いものをいじめ、強いものには迎合、媚を売るような半端な人間がヤクザとなり、反社会集団として一般社会の「敵」になっている。
本来、日本の任侠道は、一般社会に対して迷惑を掛けないように心掛け、弱気を扶け、強気を挫き、理不尽な権力には敢然と対抗する行動力を持ち合わせ、その存在を社会は認知したものである。
憂うべき現状の日本国家を建て直すためには、「ニセモノ」を排除し、「本物」を登用する道を開くこと以外に方法はない。
その道こそ、「武士道」「任侠道」につながっていく道である。
果たして、現在、本物の「任侠人・侠客」はどのくらい生き残っているのか・・・。
全国津々浦々の遊侠人の中から、男としての生き様を世に示した、ヤクザの品格を備えた、一流の人物、即ち「侠客」を選んでいかなければならない。と同時に、「侠客」たる人々によって、真の「任侠道の教育」を施さなければならない。そのために、理想的な指導者・侠客による、新たなる教育機関として「任侠塾」の設立が必要とされるのである。
故に、私くしは、「任侠百選」と銘打つ対談が、任侠界の次代を担う若き世代を中心に、多くの人々にとっての「任侠」の何たるかを学ぶ場とならん事を願うものである。
「任侠塾」塾長 村上和彦